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2015/10/14

【とっとりバーガーフェスタ2015 総評①】今年のとっとりバーガーフェスタから見えてきた「これからのご当地バーガーの課題」

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10月11日、12日に鳥取県大山博労座を会場に開催された「とっとりバーガーフェスタ2015」。
北は北海道から南は沖縄まで、31のチームが集結し、来場者と審査員の投票により2015年のご当地バーガー日本一が決定しました。

私東海ハンバーガー協会会長は、特別審査員として31種類のご当地バーガーを試食し、「味のクオリティ」「地域性」「プライス」の3点をテーマに審査を行いました。
2日間の審査を経て見えてきた、とっとりバーガーフェスタの総評をまとめたいと思います。

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(とっとりバーガーフェスタ2015 特別審査員の皆さま)

特別審査員の審査項目は「味のクオリティ」「プライス」「地域性」の3点。

《地域性》これに関しては今回はどのチームも意識が高く、地域との関わりや地元をPRする取組みをしっかりされており、気持ちが伝わる熱いプレゼンが多く思いました。

《プライス》『とっとりバーガーフェスタに出場した』これはあくまでもスタートラインであり、先程の「地域との連携」をしっかりと継続して行かなければならない。それが可能かどうか、バーガーに見合った価格設定なのか、利益率等を考慮して審査しました。

《味のクオリティ》今までハンバーガーを数多く食べてきた私としては、一番注目したい項目です。

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グルメバーガーと比べ、ご当地バーガーにはチープ感があると思います。
食事として食べるものではない。
おやつのように低価格で気軽に食べる。
味のクオリティもその程度のレベル。
「ご当地バーガー=ファストフード」そんなイメージがありませんか?
そこに先ほどの「地域性」「プライス」につながる問題点があります。

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地元の食材(=国産)を使えば当然原価は高くなります。
ですが、ある一定の価格から値段を上げることができません。
「ご当地バーガー=ファストフード」のイメージがあるからです。
そうなると利益率が低くなる。地域をPRするだけではご当地バーガーの継続性はみえてきません。
しっかりと儲けを出して地元に還元することが本当の地域の活性化にもつながります。ご当地バーガーを提供するお店の方は、決してボランティアではないですから。

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これからのご当地バーガーは、グルメバーガーに近づかなくてはいけないと感じています。
原価に見合った価格設定で高い値段になっても、そのバーガーひとつだけで食事として満足できる味とボリュームとクオリティ。
ご当地バーガーとグルメバーガーの間にある、見えない垣根をなくすのです。

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そのためには、ご当地バーガーのチームの皆さんはもっと「ハンバーガー」というものを知る事が大事だと思います。
ただ具材を積み重ねてパンで挟めば完成、それでは美味しいハンバーガーは出来上がりません。
すべての食材がひと口で口の中に収まるのがハンバーガーは『バランス』が重要です。
せっかくのご当地の美味しい食材なのに、味の濃いソースでまとめてソースの味しかしない。
ご当地の食材の美味しさを活かしきれていない。
バンズだって決して脇役ではありません。バンズの味ひとつでもバランスは崩れてしまいます。

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今年のとっとりバーガーフェスタでは、そんなグルメバーガーとの垣根を越えたご当地バーガーが確実に増えてきたと実感できました。
次回は「味のクオリティ」を軸に「地域との連携」や「今後の継続性」へのビジョンが見える、私が注目したご当地バーガーをいくつかご紹介したいと思います。

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